内海 冨士夫 Uchinomi, Fujio (= Utinomi, Huzio; Utinomi, Fujio; Hiro, Fujio)
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京都帝国大学理学部で動物分類学を学ぶ。
1934年より京都帝国大学瀬戸臨海研究所に勤める。また1934年に8ヶ月にパラオ島(現パラオ共和国コロール島)に作られた熱帯生物研究所へ派遣された。
1961年に瀬戸臨海実験所教授となり、1969(昭和44 )年4月~1973(48年 )3月 に所長を務める。
海産無脊椎動物の系統分類学、特に刺胞動物の八方サンゴ類、甲殻類のサンゴヤドリガニ類、フジツボ類等の分類学の世界的権威。日本で始めての海洋生物学の啓蒙的な図鑑の出版。昭和天皇の生物学研究の相談役を務める。
「原色日本海岸動物図鑑」などの著作や論文多数。