京都帝国大学理学部動物学科を卒業し、同大学の理学部助手、農学部の助教授、理学部附属瀬戸臨海実験所の助教授となり、実験所教授に就任。1975（昭和50 ）年4月～1977昭和52 ）年4月に実験所の所長を務める。

毛顎動物，尾索動物、有櫛動物，軟体動物，節足動物などで世界の動物分類学・海洋生物学の発展に寄与。また昭和天皇が相模湾で採集された海鞘類の標本を精細に研究して分類し，各種の形態的特徴や分布等を解説した。

自然保護活動にも力を注ぎ、白浜町沿岸の環境保全特別区域指定に貢献し、1968年には和歌山県文化賞を授与した。

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