山本 虎夫 Yamamoto, Torao
和歌山県立日高中学を卒業後すぐに教育関係の幾つかの仕事を経験した。
第二次大戦中に満州、シベリアでの生活を経験したのち、再び和歌山県の小学校の教諭となる。
1950年からは在職のまま京都大学研修員として、京都大学瀬戸臨海実験所に隣接するサマーハウスの管理もかねて居住。
その後、小学校や中学校に勤務し、そのかたわら京都大学の臨海実習の非常勤講師として大学生の指導にあたる。
1949年に南紀生物同好会を設立し,謄写印刷の「南紀生物」の発行を始め、1964年には活版印刷となり、和歌山県内の団体としての原点がありながら、全国に会員を持つ大きな団体となった。