川村 多実二 Kawamura, Tamiji
淡水域の生物学の生態学を中心に研究を行い、京都帝国大学付属大津臨湖実験所の開所に尽力した。京都帝国大学に動物学教室が開設されると、その助教授に就任し、1921年に教授となり、動物生理生態学講座を開設した。
1922年に瀬戸臨海研究所の創始者の池田岩治の急死を受けて、初代幹事(代行)を1922(大正)11 年~1925(大正14)年まで務めた。
京大定年退官後、滋賀県立短期大学の学長、京都市立美術大学の学長を歴任した。
京都市名誉市民。
「日本淡水生物学」などの著作、論文多数。
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