瀧 巖 Taki, Iwao
京都帝国大学理学部動物学科を卒業し、1929年に京都帝国大学理学部動物学教室の助手となる。
瀬戸臨海研究所で1929 (昭和4)年4月〜1933 (昭和8)年7月まで務める。
1933年に広島文理科大学付属臨海実験所助教授となり、1950年に広島大学水畜産学部教授になり、付属臨海実験所の所長となる。
1963年~1978年まで日本貝類学会の会長を務め、その後日本貝類学会名誉会長となる。
広島大学退職後、関西外国語短期大学教授、関西外国語大学教授、京都産業大学教授を勤める。
勲三等旭日中綬章を受賞、正三位に叙せられた。
軟体動物学の日本の初期の代表的な牽引者であり、多板(ヒザラガイ)類、頭足類、腹足類などの軟体動物に関する多数の論文を著した。