駒井 卓 Komai, Taku
東京帝国大学理学部動物学選科修了後、1920年に京都帝国大学助教授、1925年に教授となる。1944年に理学部長を務める。
1949年に日本学士院会員、1950年に日本学術会議会員となる。また1950~1956年に国立遺伝研究所の生理遺伝部長を務める。
瀬戸臨海研究所の第2代幹事を1925(大正14 )年~1929(昭和4 )年および 初代所長を1937(昭和12)年11月~1946(昭和21 )年1月 に務める。
ショウジョウバエの遺伝学、甲殻類のシャコ類、有櫛動物、原索動物などの分類学、発生学の研究、ヒトの細胞学および遺伝学的研究に大きな貢献をした。
「遺伝学に基づく生物の進化 」など著書、論文多数。
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